ティア <2485> に注目したい。名古屋を地盤として葬祭会館を展開している。17年9月期第1四半期の非連結業績は大幅増益で着地した。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は安値圏モミ合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
 
 17年9月期第1四半期(10~12月)の非連結業績は、売上高が前年同期比8.8%増の28億66百万円、営業利益が同63.8%増の4億08百万円、経常利益が同62.4%増の4億02百万円、純利益が同65.2%増の2億54百万円だった。
 
 葬祭事業における葬儀件数は同7.1%増加の2269件だった。既存店が堅調に推移し、新規開設会館の稼働も寄与して順調に増加した。葬儀単価は同3.2%増加した。付加価値を高めた商品提案などで供花や料理の単価が上昇した。利益面では取扱商品見直しや葬儀付帯業務の一部内製化などの効果で売上原価率が低下したことも寄与して大幅増益だった。
 
 通期の非連結業績予想は据え置いて売上高が前期比7.8%増の114億20百万円、営業利益が同7.3%増の11億75百万円、経常利益が同7.2%増の11億50百万円、純利益が同7.4%増の7億65百万円としている。
 
 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が25.1%、営業利益が34.7%、経常利益が35.0%、純利益が33.2%である。葬儀施行件数が多い冬場の上半期(10~3月)の構成比が高いという季節要因を考慮しても高水準だろう。通期業績予想に増額余地がありそうだ。
 
 株価は第1四半期の大幅増益を好感して2月7日に715円まで急伸する場面があった。その後は利益確定売りが一旦優勢になったが、素早く切り返しの動きを強めている。安値圏600円台前半でのモミ合いから上放れの形となり、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)(イメージ写真提供:123RF)