昨日発表された独1月消費者物価指数・速報は前年比+1.9%と予想(+2.0%)を下回るも、3年半ぶりの高い伸びを示した。ユーロ/ドルは発表直後こそ売りの反応を示したが、その後は高いインフレの伸びが改めて材料視された事から反発した。

 欧州中銀(ECB)による量的緩和縮小(テーパリング)観測がくすぶる中、本日はユーロ圏1月消費者物価指数・速報に注目したい。事前予想は前年比+1.5%と、13年7月(1.6%)以来の伸びが見込まれている。もっとも、足元での物価上昇はエネルギー価格の上昇によるところが大きいとされる事から、コア指数(予想:前年比0.9%)がより重要となるだろう。コアを含め物価上昇が確認されれば、ユーロ買い材料となる公算だ。ユーロ/ドルは24日高値(1.07746ドル)を突破すると、日足の一目均衡表の雲上限(本日は1.08259ドル)に向けた一段高もあるだろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:dennizn/123RF)