20日のドル/円は、トランプ米大統領の就任演説後にややドル安・円高に振れた。演説自体は大きな波乱なく無難に通過したが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉など、保護主義的な政策が就任直後に打ち出された。

 市場が期待していたインフラ投資や減税などの経済政策は後回しにされた格好で、失望的とは言えないまでも期待が高まる内容ではなかった。こうした中、本日のドル/円は主要国の株価や米長期金利の動きを睨んで上値の重い展開が見込まれる。テクニカル面からは、一目均衡表(日足)の雲上限(執筆時点:114.117円)前後で踏みとどまれるかが焦点となりそうだ。

 本日の予想レンジ:113.600-115.000円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)