グエン・スアン・フック首相は18日、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)に参加し、WEFのクラウス・シュワブ会長やオーストリアのクリスティアン・ケルン首相、アジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁らと会談した。

  シュワブ会長との会談でフック首相はWEFに対し、ベトナムの経済競争力向上とハイテク農業の発展に向けて、有力企業や専門家との橋渡しや政策のコンサルティングなどで支援するよう求めた。また、WEFメコン会議を引き続き開催するよう提案した。

  会談後にフック首相とシュワブ会長は、ベトナムとWEF間の官民パートナーシップ(PPP)方式によるベトナムの経済発展協力合意文書の調印式に立ち会った。WEFがこうした合意を行ったのは初めてで、これをモデルに各国に広がることが期待されている。

  合意によると、WEFはベトナムの経済構造改革、ハイテク農業の発展、国の競争力向上、気候変動対策などの分野で政策立案に協力するほか、ベトナムの幹部をWEFの各機関で受け入れることによる人材の能力向上でも協力する。(情報提供:VERAC)