1月19日のスポット金はほぼ横ばい、前日比1.45ドル高の1204.75ドルで引けた。堅調な米指標やイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の追加利上げを支持する発言を受け、ドルが上昇、金は1200ドル台を下回り、1トロイオンス=1195.60ドルを付けたが、その後値を戻した。 

  NY時間に発表された米12月住宅着工件数(前月比)は11.3%増、予想の9.2%を上回った。新規失業保険申請件数は予想の25.2万件より改善し、23.4万件だった(前回は24.7万件)。堅調な指標を受け、ドルは上昇、金は圧迫された。ただ、トランプ政権今後の経済政策に対する不安も根強く、金の下値が限られた。

  19日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日と変わらず807.96トンだった。

  19日のWTI原油先物は小幅反発、前日比0.73ドル高の52.15ドル/バレルで引けた。国際エネルギー機関(IEA)の月報を受けて石油輸出国機構(OPEC)による減産が進むとの期待から買いが先行した。ただ、米国の在庫増を嫌気する売りが出て上げ幅は縮小した。

  IEAが19日発表した月報によると、OPECは2016年12月に生産を前月から減らしており、1月には減産ペースが加速する可能性があるという。想定より早い時期に需給が均衡するとの期待が広がり、先物に買いを誘った。また、前日大幅に下落したことで、安値拾いの買いも入った。一方、原油先物の上値も限定された。米エネルギー情報局(EIA)発表の米石油在庫統計で、原油在庫は234.7万バレル増、増加幅が市場予想を大きく上回った。(情報提供:東岳証券)