昨日は、米10年債利回りが昨年11月末の水準に低下する中、ドルが全面的に下落。米国株の上昇も息切れしており、トランプ・ラリーの逆回転の動きが鮮明となった。そうした中、ドル/円は112.60円台へと下落し、今朝方は112.50円台に続落する場面もあった。

 20日に行われる米大統領就任式に向けてドルの持ち高を減らす動きが活発化しており、トランプ・ラリーの起点である101.186円(11月9日安値)から118.661円(12月15日高値)への上げ幅の38.2%押しにあたる112円ちょうど付近をメドに調整する可能性があろう。

 なお、本日は米国で12月消費者物価指数(22:30)や12月鉱工業生産(23:15)などの重要経済指標が発表されるほか、イエレン議長をはじめ米連邦準備制度理事会(FRB)要人の講演が予定されている(議長講演は29:00)。その他、米国株の寄り前に発表される、ゴールドマン・サックスやシティ・グループといった大手金融機関の決算も注目される。

 本日の予想レンジ:112.000-113.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)