東京市場のドル/円は、日本株が値を下げる中、仲値公示前後でのドル買いが一巡すると113.30円台まで弱含んで約1カ月ぶりの安値を付けました。

 トランプ次期米大統領が中国人民元を引き合いに出してドルが高すぎるとの認識を示したとの報道がドル売りを誘った面もあるようです。

 欧米市場の手掛かり材料を確認しておきましょう。

1/17(火)
18:30☆12月英消費者物価指数
18:30 12月英小売物価指数
18:30 12月英生産者物価指数
19:00☆1月独ZEW景気期待指数
19:00 1月ユーロ圏ZEW景気期待指数
20:45☆メイ英首相、EU離脱について演説
21:00 モルガン・スタンレー第4四半期決算
22:30 1月米ニューヨーク連銀製造業景況指数
22:45 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
----- 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、20日まで)

※☆は特に注目の材料

 今夜、最も注目を集めているのはメイ英首相の演説です。

 欧州連合(EU)からの離脱に関する演説であり、移民受入の制限と引換えにEU単一市場へのアクセスを放棄する「ハード・ブレグジット」の方針を表明すると見られています。

 もっとも、昨日以降の報道によって演説原稿の一部が伝わるなど、ある程度は織り込み済みとなっているだけに、ドル/円にどう影響するかは読みづらいところです。

 株式市場や債券市場の反応も気になります。


(欧米時間のドル/円予想レンジ:112.700-114.200円)(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)