本日は、米12月小売売上高と米1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報に注目したい。個人消費が国内総生産(GDP)の7割を占める米国では、小売売上高と消費者信頼感指数は非常に重要なデータといえる。

 12月小売売上高は、11月の伸びが前月比+0.1%と低かった事もあって、今回は同+0.7%という高めの伸びが見込まれている。変動が大きい自動車とガソリンを除いた売上高も前月比+0.5%の伸びが見込まれており、11月の同+0.2%から加速する見通しだ。

 また、1月ミシガン大消費者信頼感指数の市場予想は98.5となっており、3カ月連続で上昇して2004年1月以来の高水準になると見られている。

 12月雇用統計で賃金の伸びが確認されており、それに伴って小売業の売上げがアップすると同時に、消費者マインド(≒購買意欲)がさらに高まるとなれば、米景気は一段と上向くとの見方に繋がる。トランプ次期大統領の就任式を来週に控えて、これらの結果に対する市場の反応は限られる可能性もあるが、米景気の強さとFRBの利上げ方針、ひいてはドル/円相場の先行きを占う上で、本日のデータは重要だろう。
(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)