昨日のドル/円は、一時113円台に差し込むなど軟調に推移した。NY市場では114円台後半まで買戻しが入り、下げ幅を半分程度埋めたが、市場にはトランプ相場終了との見方が増えており、本日もこのまま反発が続くとは予想しづらい。5日移動平均線が位置する115.30円前後や昨日高値の115.50円前後は戻り売りのターゲットになりそうだ。

 ただし、本日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演(09:00)のほか、米12月生産者物価指数や米12月小売売上高(ともに22:30)など、重要イベントが多く予定されている。イベント重視で短期取引中心の荒っぽい展開が続く公算が大きいが、もしインフレ期待や利上げ観測が高まるようなら、米長期金利の上昇とともにドルが反発する可能性は残りそうだ。

 本日の予想レンジ:113.800-115.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)