昨日のドル/円は、115.10円台から116.30円台で振幅したものの、最終的にはほぼ横這いで引けた。本日の日本時間25時から行われるトランプ次期米大統領の記者会見待ちで方向感が定まらなかった模様。大統領選後初となる会見で、保護主義的な発言やドル高けん制が飛び出せばリスク回避の円買いが強まりかねないとの警戒感がくすぶると同時に、選挙公約として掲げてきた大型減税やインフラ投資、あるいは規制緩和について踏み込んだ発言があれば、ドル高・株高のトランプラリーが再開するとの期待もある。

 いずれにしても、ドル/円は会見後に上下どちらかに動く可能性が高いため、想定レンジは広めに取っておきたい。テクニカル面からは、115円ちょうどの節目を割り込めば、下げが加速して調整が深くなりそうに見える一方、一目均衡表(日足)の転換線と20日移動平均線を上抜けて117円台に定着するようなら、調整完了との見方に繋がりそうだ。

 本日の予想レンジ:114.500 - 117.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)