年明け後初の本格取引となった昨日のドル/円は、ロンドンフィキシング(日本時間25時)前後を境に流れが急変した。中・米の景況感改善を支えに118.60円前後まで上昇したが、米国の株価と長期金利が上げ幅を縮小し、原油価格が下落に転じると117.20円前後まで急反落するなど、非常に不安定な値動きであった。

 今朝にかけては117円台後半に値を戻してはいるが、2017年のドル/円相場の展開について見方が分かれる中、当面は相場の方向感も定まりにくそうだ。ただ、118円台半ばを越えて119円台に乗せられるかどうかが、今後の相場展開にとって大きな転換点となる可能性もある。118.661円(昨年12月15日高値)を越えられなければ、日足チャート上に「ダブルトップ」を形成する事になり、118円台半ばは当面の天井圏との認識が参加者の間に広がりかねない。

 本日の予想レンジ:116.900-118.600円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)