2017年の相場がスタートです。年末の水準よりも、やや円安気味の1ドル=117円台の水準で始まりました。今週注目すべきポイントとして、上方向は117円台後半~118円近く。もしもこの水準をしっかり超えてくると、11月以降のいわゆる「トランプ相場」の総仕上げとして、120円の大台到達が視野に入ってきます。しかしながら、その上方向のポイントを超えられずに、昨年末に、やや円高方向に傾いた流れが続くようですと、円高メドは115円~114円台。そのあたりへ向かって、ずるずる円高になるリスクも排除できないと考えられます。いずれにせよ、その重要ポイントをにらみながら、今月は、現行水準から、上下どちらかに3円程度の値動きが生じるシナリオを想定しておきたいと思います。

ユーロ円については、12月以降、1ユーロ=122円台を中心とするレンジ相場が形成されています。目先のレンジの下限は122円近辺。上限は123円近辺。現状、レンジ相場がやや長期化して、相場エネルギーが蓄積されている状態ですので、レンジを上下どちらかに抜けた場合、その方向へ、少なくとも値幅3円以上は値動きが拡大しやすくなると見ています。(執筆者:為替王)