豪ドル/円は、今月15日に87.532円まで上昇したが、26日には一時84円台を割り込み83.80円台まで下落した。ただ、そこからは、すかさず切り返しており本日は84.80円台まで値を戻している。前記下落幅の半値戻し水準にあたる85.70円前後が視野に入っており、今後の動きが注目される。

 年末接近に伴い動意が高まりにくい市場環境ではあるが、世界的に株価が底堅く推移するなど、リスク選好ムードは健在であり、きっかけ次第では豪ドル/円の上昇が加速しても不思議ではない。中でもNYダウ平均は、史上最高値まで42ドル余り、記念すべき節目の20000ドルまで55ドル弱という水準にある(27日終値時点)。年末の閑散相場とはいえ、「閑散に売りなし」の相場格言もある。55ドル高は決して非現実的な数字ではないだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)