ユーロ/ドル相場は、ドル高の調整が入った28日こそ1.0680ドル台まで上昇する場面もあったが、本日の東京市場で再び1.06ドル台を割り込むなど上値の重さが目立つ。強力な下値支持として機能してきた1.05ドルの下抜けを試す機運が再燃してもおかしくない地合いとなってきた。

 そのカギを握るのは米経済指標であり、ドル買いに繋がる良好な結果が続くかどうかが焦点だ。本日は、米7-9月期国内総生産(GDP)・改定値と米11月消費者信頼感指数が発表される。GDPは個人消費の伸びを頼りに、速報値の前期比年率+2.9%から同+3.0%へ上方修正されると見られている。また、消費者信頼感指数は株高などを背景に消費者心理の改善が見込まれており、101.5への上昇(前回98.6)が予想されている。なお、明日は米11月ADP全国雇用者数、明後日に米11月ISM製造業景況指数、明々後日は米11月雇用統計と重量級の米経済指標が立て続けに発表予定であり、いずれも前回より強めの結果が予想されている。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)