25日のドル/円相場は、朝方の上昇を維持できずに弱含む展開となったが、大きく調整する事なく約8カ月ぶり高値圏の113円台で取引を終えた。前日からの米感謝祭休暇を波乱なく乗り切った格好であり、上値試しの機運は削がれていないようだ。シカゴ通貨先物市場の取り組み状況などから見ても投機筋の円売り余力は小さくないと推測できる。ただ、25日の相場展開からも窺えるように、ドル/円続伸のためには米長期金利の一段の上昇が欠かせない。

 米10年債利回りが直近最高水準の2.41%を超えられるかが目先の焦点となりそうだ。25日終盤に強まった原油価格下落の影響に留意(米インフレ期待の低下に繋がりやすい)しつつ、感謝祭休暇明けで取引が本格化する米債市場の動きが注目される。

 本日の予想レンジ:112.300-113.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)