ユーロ/ドルは、昨日1.05168ドルまで下落して約1年7カ月ぶりの安値を更新したが、節目の1.0500ドルにはオプション絡みのバリアが存在するとの観測もあって下げ渋った。その後、やや値を戻したが1.0580ドル台で頭打ちとなっており、1.05ドル割れのリスクは健在と言えるだろう。もし1.05ドルを割り込めばストップロスを巻き込んで下げ足が速まる可能性もある。

 本日は、米国が連休の谷間(実質的には連休中だが株・債券は短縮取引)となる事もあって、基本的には動意薄の展開が見込まれる。ただそうした中で、約147億ユーロの仏国債が償還を迎えるためユーロ安・ドル高に繋がりかねないとの見方もある。償還資金が利回りの高い米国債に向かえばユーロ売り・ドル買いのフローが出る事になる。普段なら影響が小さい金額だとしても、市場参加者が少ない中ではそれなりのインパクトを与える可能性があるため注意が必要だろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)