ドル/円相場は、昨日終盤に111.30円台まで上昇して約半年ぶりの高値を付けたが、本日早朝に福島県沖で発生した最大震度5弱の地震を受けて失速。日本の地震に対する円買いの反応を合理的に説明するのは難しく、「条件反射」と言うしかないが、一時は110.40円台まで急落する場面もあった。今のところ、地震による甚大な被害は出ていないようだが、トランプ相場に浮かれた投資家心理を冷やした格好で、円売りを手控える動きに繋がる可能性があろう。

 明日が日本の祝日、明後日は米国が祝日という日程から見れば、ドル買い・円売りポジションをひとまず手仕舞う動きが活発化してもおかしくない。世界の株式市場や債券市場の動向を眺めながらではあるが、110円を割り込む程度の調整もあり得るだろう。

本日の予想レンジ:109.800-111.400円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)