18日のドル/円相場は、米長期金利に連動して上下した。欧州市場では、米長期金利の低下とともに一時110円台を割り込む場面もあったが、NY市場に入り再び債券売りが強まると、米10年債利回りが2.36%台に上昇する中、111円目前まで反発した。米長期金利を押し上げている2大要因のうち、トランプ次期米大統領の財政政策についてはやや思惑先行の嫌いもあるが、もうひとつの米連邦準備制度理事会(FRB)による12月利上げはほぼ確実な情勢だ。

 トランプ次期米大統領に「エラー」がなければ、利上げ前に米長期金利が低下に転じる公算は小さいだろう。ドル/円相場は、相対力指数(RSI、14日)が80%台に上昇するなど過熱感もある。このため一旦は調整が入ってもおかしくないが、米長期金利の支えがある限り、押し目買い意欲は強そうで下値余地は限られるだろう。

 本日の予想レンジ:110.400-111.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)