昨日のドル/円は、クローズ間際に節目の110円を突破。好調な米経済指標が続いたほか、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月利上げに前向きな姿勢を示した事を受けてドルが買われた。なお、ドルの総合的な価値を示すドルインデックス指数は13年ぶりの高値圏へと上昇している。

 110円に到達した達成感やテクニカル指標が発する過熱感などから、きっかけ次第で反落する可能性もあるが、欧米投機筋にとっては、来週後半に始まる感謝祭休暇を前に「ラストスパート」をかける時期でもある。次のチャートポイントである111.50円前後(今年4-5月にもみ合ったゾーン)に向けて、力技的な買い上がりがあってもおかしくないタイミングだろう。5日移動平均線(執筆時109.407円)を明確に下抜けない限り、上向きの流れが続くと見る。

 本日の予想レンジ:109.500-111.200円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)