昨日のドル/円は、NY市場で5カ月半ぶりの高値となる109.30円台まで上伸した。幾度か107.70円台まで小緩む場面もあったが鮮やかに切り返した格好だ。米10月小売売上高の好結果を受けて12月利上げの確率が90%を超えており、財政拡張的なトランポノミクスへの期待と米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ期待との相乗効果でドルが一段高となった。

 ドル/円相場は6月1日以来となる110円台の回復も見えてきたが、昨日も指摘したようにボリンジャーバンドや相対力指数(RSI)など、テクニカル指標のいくつかは短期的に「買われ過ぎ」のシグナルを発している。
上値を追いかけるにしても、常に反落の可能性を念頭に置いた「半身の構え」が必要だろう。

 本日の予想レンジ:108.200-110.300円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)