昨日のポンド/円相場は、131.719円まで上昇して日足の一目均衡表の雲に迫った。9月にも雲上抜けを試したが、この時は厚い雲に阻まれて反落した。今回は雲が非常に薄くなっている上、来週からは雲の上限が131円台前半まで低下してくるなど、上抜けのハードルが低下している。

 一目均衡表の三役好転の条件は(1)転換線が基準線を上抜ける状態で、基準線の横ばいもしくは上昇が伴う、(2)ローソク足が雲を上抜ける、(3)遅行線がローソク足を上抜ける、である。

 もし(2)を達成できた場合、残る2つの条件についても考えたい。(1)は既に転換線が基準線を上抜けており、問題は基準線の傾きである。今週いっぱいで基準線の算出対象から10月7日に付けた今年安値(122.821円)が除外されるため、年初来安値更新とならない限り、線の傾きが上向きとなる公算が大きく、来週早々にも「好転」が点灯しそうだ。(3)については、遅行線が10月7日のローソク足の実体を上回ると、半月以上ローソク足の上限が概ね127円台後半~128円台後半となるため、達成できそうだ。したがって(2)を達成すると(1)や(3)の達成も見込まれ、三役好転が点灯する可能性が高まりそうだ。その場合は今年に入りレジスタンスとなっている26週移動平均線(執筆時137.104円)が上値目処として挙げられる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)