11月9日のスポット金はほぼ横ばい、前日比1.35ドル高の1276.95ドルで引けた。

  米大統領選が投開票中だった9日未明には1337.05ドルと9月27日以来、約1カ月半ぶりの高値を付ける場面があったが、共和党候補のトランプ氏による和解を訴える勝利演説を受け、ドルが持ち直すとともに米株価が大幅高となり、米国債利回りが数カ月ぶりの高い水準に達したことで、金は売られて、一時日中安値となる1268.15ドルを付けた。外為市場でドルの上昇も金の重荷となった。

  9日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日比5.34トン増の955.03トンだった。 

  9日のWTI原油先物は上昇した、前日比0.51ドル高の45.31ドル/バレルで引けた。

  米大統領選で大方の予想に反して共和党候補のドナルド・トランプ候補が当選したをうけ、9日の米株式相場が通常取引で大幅高となったことで投資家が運用リスクを取りやすくなり、原油相場もつれ高した。

  エネルギー省のエネルギー情報局(EIA)が午前に発表した週間の米石油在庫統計では原油在庫が2週続けて増え(243万バレル)、在庫水準は市場予想を上回った。需給の緩みが意識されたが、米株などの動きにつれやすく在庫統計への反応は限られた。(情報提供:東岳証券)