本日は米10月雇用統計が発表(21時30分)される。失業率(予想:4.9%)や非農業部門雇用者数(同:17.3万人増)のみならず、平均時給の伸びや労働参加率なども合せてトータルで良好と言える内容かどうかが注目される。ただし、足元では米大統領選挙に向けて民主党・共和党の両候補者の支持率の変化に神経質な相場が続いている。

 昨日は民主党クリントン候補が優勢に転じた事で一時ドル/円に戻りが見られたが、週末の間に共和党トランプ候補が再び巻き返す事を警戒するムードは強いと見られ、たとえ雇用統計が良好な結果となってもドル/円の伸びは一時的なものに留まり、その後は上値を縮小する流れになる事は十分にあり得る。一方、雇用統計が弱い結果となった場合は、昨日安値102.530円がターゲットとなる。ここを割り込み、なおかつ60日移動平均線(執筆時点:102.469円)を下回ると、102円割れも視野に入る。

 本日の予想レンジ:101.800-103.800円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)