統計総局(GSO)によると、2016年年初10か月におけるベトナムの青果物輸出額は前年同期比+32.2%増の20億1400万USD(約2114億円)で、コメ輸出額の19億1000万USD(約2005億円)を上回っている。

  青果物の主要な輸出先は、中国が70%余りで圧倒的なシェアを占めている。中国に次ぎ韓国や米国、日本も主な輸出市場となっているが、各市場のシェアは合わせて10%余りに留まる。

  この数年、ベトナムの青果物輸出が堅調に伸びている。直近では、ベトナム産のマンゴーがオーストラリアに、リュウガンがマレーシアに、またドラゴンフルーツが台湾にそれぞれ輸出された。各月の青果物輸出額は前年同月比で+30%以上の伸びを維持しており、2016年通年の輸出額は25億~26億USD(約2625億~2730億円)となる見通しだ。

  なお、ハノイ市で4月にベトナム原子エネルギー研究所傘下のハノイ市照射センターの拡張案件が完成し、稼動を開始した。これにより、青果物の照射に関するコスト削減及び北部における青果物輸出の後押しに繋がると期待されている。(情報提供:VERAC)