健康コーポレーション <2928>  は28日引け後、マルコ <9980> との資本業務提携を発表した。マルコによる第三者割当増資を引き受け、健康CPは27億5000万円を出資する。健康CPはマルコの63.18%を保有することになり、伊藤忠商事 <8001> に代わって筆頭株主となる。

 マルコは高品質の体型補正下着を展開するが、国内景気や消費・所得の動向に影響を受けやすく、16年3月期に連続の営業赤字を見込むなど業績は苦戦、新規顧客獲得のための効果的なマーケティング活動および宣伝広報活動を行える体制の早期確立が急務となっていた。

 一方、健康CPは美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業を展開しており、中でも子会社RIZAPを中心とした美容・健康関連事業が業績をけん引している。

 RIZAPなどで効果的なマーケティング活動や広報宣伝活動のノウハウを有している。また、M&Aによる事業拡大ではイデアインターナショナル<3140.T>の時価総額がグループ入り前から約10倍に膨らんで含み益も約20億円となり、直近ではパスポート <7577> の時価総額が傘下入りを決める前の約2倍の一時28億円となるなど市場は高く評価。こうした背景から伊藤忠の紹介もあり、今回の提携を受け入れることとした。

 マルコは調達資金を広告宣伝費や店舗改装・従業員教育費などに充てるほか、シナジー創出や関係強化のために17億5000万円で健康CP子会社RIZAPの普通株式2.1%相当を取得する方針。

 なお、4月28日のマルコの終値は前日比13円高の182円。健康CPは1株50円で5500万株の第三者割当増資を引き受けるため、72億円余りの含み益が生じることになる。(編集担当:宮川子平)(イメージ写真提供:123RF)