昨日行われた米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の講演では、市場が「事前の予想よりもハト派的である」と判断し、ドル安が進行。

 ドル/円は112.60円台まで下落した。さらに本日の東京市場では112円台前半まで下値を切り下げている。イエレンFRB議長の講演は米国株式市場では好感されたが、本日の日経平均は下落しており、ドル/円をサポートする力は弱めだ。

 東京市場の安値水準はボリンジャーバンド(MA=20日)の-1シグマ(執筆時点:112.150円)がある辺りでもあり、一旦は下げ止まっているが、新規のドル売り材料が出てくれば、112円割れの可能性も見えてこよう。本日は米国で3月ADP全国雇用者数が発表される予定だ。市場予想(19.5万人増)よりも弱い結果となれば、ドル/円が下値をさらに切り下げるきっかけとなりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)