携帯電話を通じた電子決済サービス(電子マネー)「モモ(Momo)」を運営するオンラインモバイルサービス社(M_Service)はこのほど、英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)傘下で投資ファンドのスタンダードチャータード・プライベート・エクイティ(Standard Chartered Private Equity)及び世界最大級の投資銀行の米ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)から、計2800万USD(約31億4000万円)の出資を受けた。

  スタンダードチャータードは2500万USD(約28億円)を出資。ゴールドマン・サックスは300万USD(約3億3600万円)を追加投入し、出資金を2013年時点の575万USD(約6億4400万円)から875万USD(約9億8000万円)へと増やした。今回の出資金は、サービスエリアの全国拡大、サービス開発の強化、電子マネーのエコシステム拡大に使われる。

  モモは現在、地場銀行24行及びビザ(VISA)やマスター(Master)、ジェーシービー(JCB)のカード発行会社と提携し、店頭取引(OTC)や決済プラットフォームで電気代、水道代、インターネット使用料、携帯電話料金のチャージ、航空券購入など100種類の支払いサービスを提供している。

  モモは、全国45省・市に4000か所のネットワークを有しており、農村部や遠隔地など銀行サービスがまだ浸透していない地域にも進出している。これにより、銀行の支店が少ない地方の住民でも銀行サービスなどを利用することができるようになっている。(情報提供:VERAC)