昨日のNY市場で、複数の米金融政策当局者が早期利上げの目が消えていないとの見解を示した事から、先週の米FOMC後に強まったドル安の流れが反転する形となりユーロ/ドルに下落圧力がかかった。本日の東京市場でも一時1.1230ドル前後まで弱含む場面があった。

 日足チャート上からは、17日の戻り高値1.13423ドルと2月11日高値1.13764ドルとの「ダブルトップ」が意識されやすく、ネックラインの1.08ドル台前半に向けて下落圧力が一段と強まりそうに見える。もし、本日も陰線引けとなれば黒三兵(酒田五法で下落シグナルとされる)が出現する事になり、そうした見方を補強する可能性があろう。

 また本日は、3月製造業PMI、3月IFO景況感指数、3月ZEW景気期待指数など、ドイツを中心に欧州で景況感関連の経済指標が立て続けに発表される。これらの結果もユーロ相場が動意付くきっかけとなり得るため注目しておきたい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)