3月21日のスポット金は3日続落、前日比0.8%安の1243.60ドル/トロイオンスで引けた。複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が4月利上げの可能性に対しての発言がドルを支え、金利をつかない金が売られた模様。

  一方、世界最大のETF(上場投資信託) SPDRゴールド・トラストの金保有高が先週末18日時点で818.98トンとなり、先々週より20.22トン増となった。

  21日のWTI原油先物は上昇、前日比1.2%高の41.64ドル/バレルで引けた。米国での生産減少に加え、金融政策が需要を刺激し、世界的な原油の供給過剰が縮小するとの見方から買いが入った。また、4月に控える主要産油国の生産凍結に向けた会合への期待感も原油価格を支えた。

  米アトランタ地区連銀のロックハート総裁はこの日、「米経済には十分な勢いがあり、今後開催する数回のFOMCで追加措置を講じることを正当化するだろう。早ければ4月に開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)で実施される可能性がある」と語った。また、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は原油相場が底入れすれば、2%という当局の目標を下回っているインフレ率は「大きく上向く」可能性があると警告した。

  そのほか、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁、セントルイス地区連銀のブラード総裁もタカ派的発言を行い、4月に利上げする可能性があることを示唆した。(情報提供:東岳証券)