ドル/円相場は先月11日に110.950円まで下落した後は概ね111円~115円のレンジを形成していたが、昨日110.670円まで下落して今年安値を更新した。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長会見がハト派的であり、これを受けてドルが売られた事が大きい。

 2月の下押しでは終値で112円台を割る事はなかったが、昨日は111.403円であった。これらを合わせると、今回の下押しは先月よりも勢いが増していると考えられる。欧米市場で再びドル安が進むか注目であり、金利が低下するとドル/円相場に下落圧力が掛かる公算が大きい。昨日安値を更新するようならば、110円ちょうどの節目が否応なく意識されるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)。