本日は南アフリカ準備銀行(SARB)が政策金利の発表を行う。市場では、6.75%に据え置くとの見方が半分、1月に続き利上げを行う(7.00%へ、ごく一部に7.25%へ)との見方が半分といったところで、見方が真っ二つに分かれている。

 仮に、SARBが利上げを見送れば、一時的にせよランドの下落は避けられないだろう。昨日は、大手格付け会社による格下げ懸念などから7.00円を割り込むなどランド安に振れる場面があった。その後、米FOMCが利上げを見送った事などから7.20円前後まで反発したものの、本日の東京市場では、再び7.10円前後まで反落するなど上値の重い展開が続いており、SARBの利上げがなければ失望売りが強まる公算が大きい。

 もっとも、利上げに踏み切っても持続的なランド高には繋がりにくいと見る。財政難、低成長、電力不足、高インフレ、干ばつ、といった弱みが利上げによってすぐに解決する見込みは薄い。予想を超える大幅な利上げでない限り、利上げを好感したランド買いは一時的にとどまるだろう。