昨日のドル/円は、113円台後半でもみ合う方向感に乏しい動き。原油価格は大幅に下落したがリスク回避の動きには繋がらなかった。こうした動きからは地合いの底堅さが感じられ、ドル/円の下値余地も小さいと見る。

 本日は、日銀金融政策決定会合(時刻未定)と黒田日銀総裁の会見(15:30)が注目される。日銀は金融政策を据え置くとの見方が大勢であり、追加緩和への期待は低い。

 そのぶんだけ、緩和見送りに対する失望の円高リスクも小さいと言えるだろう。ただ市場には、日銀が4月会合で物価見通しの引下げとともに追加緩和に踏み切るとの観測が根強い。黒田総裁がそうした期待を弱める事なく、かといって高めすぎる事もなく、上手くコントロール出来るかが焦点となろう。

 また、本日のNY市場序盤には米2月小売売上高(21:30)が発表される。米景気の堅調さを改めて示せるか、結果が注目される。

 本日の予想レンジ:113.300-114.500円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)