東芝 <6502> が反発。寄り付き直後に9.4円高(4.62%高)の213円まで買われた。

 9日引け後、東芝は医療機器子会社の東芝メディカルシステムズ(TMSC)の売却について、キヤノン <7751> に独占交渉権を付与すると発表している。独占交渉権の有効期限は3月18日まで。

 日本経済新聞などは売却額が7000億円強になると報じており、売却が決まれば東芝の自己資本の回復に大きく寄与するとの期待が高まった。

 TMSCの15年3月期の売上高は4056億円。買収額を7000億円と仮定した場合、企業買収時に評価の尺度として使われるEV・EBITDA倍率はおおよそ20倍に達することから、市場では割高だとする声も聞かれる。

 キヤノンは午前9時40分現在、12円(0.36%)安の3314円で推移している。(編集:松浦直角)