昨日のドル/円は、原油高を受けて米長期金利が上昇する中、NY市場で113円台を回復。20日移動平均や一目均衡表の転換線が位置する113.30円台をしっかり上抜けできるかが本日の見どころだ。この水準を下値支持にできれば115円台への上値トライを窺う展開が見込める一方、上値抵抗となってしまえば112円割れを再び試す展開にもなり得る。

 なお、本日最大の注目を集めるのは欧州中銀(ECB)の政策発表(21:45)とドラギ総裁の会見(22:30)だ。追加緩和は必至と見られるが、それだけに追加緩和は織り込み済みとの見方も根強く、発表内容にかかわらず波乱含みの展開が見込まれる。ドル/円相場については、ECBの発表後に欧米株式市場がどのような反応を示すかがカギを握る事になりそうだ。ECBの追加緩和を素直に好感して株価が上昇すれば円安(ドル高)に振れる公算が大きい一方、材料出尽くしで株安となればリスク回避の円高(ドル安)が進みやすいと見る。

 本日の予想レンジ:112.600-113.900円(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)