海運大手3社が急落。午後2時現在、東証33業種別では海運が値下がり率トップとなっている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が8日、3社の目標株価を引き下げた。

 目標株価は日本郵船 <9101> を416円から300円、川崎汽船 <9107> を298円から260円へ下方修正。投資判断はいずれも「オーバーウエート」(強気)。コンテナスポット運賃の低迷を踏まえ、欧州・北米向けコンテナ運賃の長期契約更改で、現長期契約分の利益剥落が避けられないと判断した。同証券で為替前提を円高方向へ変更したことも評価引き下げの要因となった。

 商船三井 <9104> の目標株価は304円から300円へ引き下げた。投資判断は「ニュートラル」(中立)。予定されている構造改革の収支改善効果を織り込み、17年3月期の経常利益予想を上方修正したものの、特別損失1800億円を計上することによる自己資本毀損の影響が大きいとした。(編集:松浦直角)