豪ドル/米ドル相場は、足元で原油相場が持ち直している事もあって堅調に推移。3日に0.73734ドルまで上昇して週足の一目均衡表の雲の下限(今週は0.73669ドル)を上回る場面が見られた。
週足上で既に遅行線がローソク足の上に出ている事や、転換線が基準線を下から上に抜こうとしている事から、雲の下限を突破できれば相場は反発局面に入る可能性が高まりそうだ。雲の中で引けた場合の上値目処としては、雲の上限(今週:0.80096ドル、来週:0.79280ドル)が挙げられる。ただし、雲の下限付近で伸び悩むようだと、基準線や転換線が位置する0.71ドルちょうど付近に向けて下押す事もあり得る。
なお、本日は米国で2月雇用統計が発表される。発表直後の米ドルの反応と、その後の株価の動きに注目したい。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
【本日注目の通貨ペア】豪ドル/米ドル:週足の雲の下限が焦点
2016-03-04 18:40

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