豪ドル/米ドル相場は、本日の東京市場で0.73239豪ドルへと上昇して年初来高値を更新した。1月15日に付けた約7年ぶり安値0.68267豪ドルから7%を超えて反発しており、リスク回避ムードの緩和に従って豪ドルが買い戻されている。このまま市場心理の改善が続けば、一段と豪ドル高が進む可能性があろう。

 ただ、豪ドル/米ドルの0.73豪ドル台後半から0.74ドル台前半は、昨年後半にたびたび上値を阻んだ強い抵抗ゾーンだ。戻り売りが出やすい水準であり、米2月雇用統計への期待感などが米ドルを支える展開の中では突破に困難を伴う公算が大きい。仮に、米ドル高が進んだ場合にはそれ以上に豪ドル高が進む必要がある。あるいは、米ドル安に振れるにしても、市場心理を悪化させない程度のマイルドなドル安でなければ、豪ドル高には繋がりにくい。無論、強い抵抗であるだけに、もし突破できれば上値余地が大きく広がる事になる。いずれにしても豪ドル/米ドル相場は、大きなヤマ場に差し掛かっており、当面の相場展開が注目される。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)