国際協力機構(JICA)は2月26日、ベトナム政府との間で、「ハイフォン市アンズオン浄水場改善計画」を対象として21億9600万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結した。

  同事業は、紅河デルタ地方ハイフォン市アンズオン浄水場で、浄水処理能力の向上を目的として、上向流式生物接触ろ過設備(U-BCF)及び関連施設を建設するもの。工期は詳細設計や入札期間を含めて30か月。これにより、アンズオン浄水場の浄水処理能力の安定化及び塩素注入量の低減を図り、市民へ安全な飲料水を供給する。

  ハイフォン市の給水率は90%以上に達しているが、市内7か所の浄水場のうち最大規模のアンズオン浄水場では、水源であるレ川へ生活排水が流入し、原水汚染が問題となっている。その対策として、大量の凝集剤や塩素が使用されており、浄水処理の課題となっている。(情報提供:VERAC)