スマートフォンが普及したことで、人びとにとってインターネットは非常に身近な存在となった。われわれは常にインターネットでつながりつつ、情報や感情を共有しながら暮らすようになった。

 共有はインターネット上だけの存在ではなく、近年は自動車を共有するカーシェアリングや家を共有するシェアハウスなど、さまざまなシェア(共有)が登場し、こうしたものは共有経済とも呼ばれる。

 中国メディアの易匯網はこのほど、共有経済では個人間や社会における信用や信頼が非常に重要な存在であることを指摘しつつ、「非常に高度な信頼関係が構築された社会のもとで、共有経済が日本でぼっ興しつつある」と論じた。

 記事はカーシェアリングなどの共有経済では「自分の所有するモノを日本全国ひいては世界各国の人びとで共有するもの」と紹介しつつ、非常に開放的な考えであるとしつつも、「寛容かつ信頼できる社会でのみ成り立つ新しい経済概念」であると指摘。

 さらに、日本は社会全体で高度な信頼、信用が存在すると指摘し、日本で共有経済が成り立つのもそれが理由であると指摘。日本では幼少のころから他人に対する信用や信頼を重視する教育が行われていると指摘し、日本社会においては信用を失うことによる代償は極めて大きく、信用のない人は日本社会では非常に生きづらいと紹介し、だからこそ日本人は他人を欺くことはしないのだと論じた。

 確かに、借りたまま返さない人、自分勝手な使い方をして、本来の所有者に迷惑をかけるような人が多ければ、モノをシェアするという考え方は成り立たないだろう。中国ではカーシェアリングのようなビジネスは現時点ではなかなか成立しないと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)