1月28日のスポット金は4日ぶり反落、前日比0.9%安の1114.26ドル/トロイオンスで引けた。利食い売りの動きが強まった。

  前日米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明がハト派色の強い内容だったことから、追加利上げのペースが想定よりも緩やかになるとの観測が浮上。これを受けて、金価格は序盤に1120ドル台で推移したが、その後は利益確定の売りが台頭し、下落に転じ、一時日中安値の1111.34ドルを付けたが、最終的に安値付近で引けた。

  28日のWTI原油先物は3日続伸、前日比4.9%高の33.69ドル/バレルで引けた。主要産油国による協調減産の報道が交錯するなか、相場が上昇し、一時3週ぶりの高値34.80ドルまで上昇したが、その後上昇幅が縮小した。

  主要産油国による協調減産への期待が高まる中、ロシアのノバク・エネルギー相がこの日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が2月に閣僚級会合を開催する見通しだと述べたとの報が伝わった。OPECの盟主サウジアラビアは既に、生産量を最大5%ずつ削減する提案を行っているという。一方、OPEC内でも湾岸諸国の代表が市場安定化に向けてサウジと協力する姿勢を表明。これを受けて世界的な需給不均衡の解消が進み始めるとの期待が膨らみ、原油相場は3週間ぶりの高値まで買われた。(情報提供:東岳証券)