日本航空電子工業 <6807> は急反落し、21日の昨年来安値を更新。午前10時08分には230円安(16.17%安)の1192円を付けた。27日引け後に発表した16年3月期業績予想の下方修正で減収減益予想に転じたことが嫌気された。

 売上高を2030億円から1790億円(前期比6.4%減)、営業利益を270億円から176億円(同31.9%減)に引き下げた。スマートフォン(スマホ)市場の成長鈍化や産業機器市場の低迷を背景に、中国・アジア地域向けスマホ用コネクタや、国内向け産機・インフラ市場用コネクタ、欧米地域向け油田掘削製品などが苦戦。円高傾向やさらなる原油安の懸念で第4四半期は厳しさが増すと予想し、主要顧客における所要の減少を見込んだ。

 前日の米国ではアップル株がiPhoneの販売鈍化を嫌気されて6%超の下落を見せた。東京株式市場でもアップル関連銘柄は、航空電子と同じく業績予想を下方修正したアルプス電気 <6770> の下げがきついほか、TDK <6762> 、太陽誘電 <6976> 、村田製作所 <6981> などは売りが優勢となっている。(編集担当:宮川子平)