日立化成 <4217> が急伸。27日引け後の決算発表を受け、午前9時59分に342円(19.44%)高の2101円まで買われた。午前10時現在、東証1部の値上がり率上位に入っている。

 16年3月期第3四半期(累計)の業績は、売上高4153億4200万円(前年同期比6.9%増)、営業収益372億8100万円(同2.2倍)で着地。通期業績については従来予想を据え置いた。

 機能材料ではスマートフォン向けの堅調な需要が支えとなったほか、先端部品・システムでは自動車部品が海外で売上を拡大。利益面では継続的な原価低減や費用削減効果が寄与した。

 野村証券は同日、日立化成の投資判断を「ニュートラル(中立)」から「バイ(買い)」に引き上げている。目標株価は2250円から2300円へ上方修正した。(編集:松浦直角)