1月25日のスポット金は反発、前日比0.9%高の1107.32ドル/トロイオンスで引けた。原油の大幅安及び米ダウ工業30株価指数は200ドル超下落したことを受け、リスク回避の動きが広まり、金は買われた。また、この日の外為市場でのドル安も金買いにつながった。

  また、世界経済の見通しへの懸念から、米利上げのペースに疑念が生じている。米連邦公開市場委員会(FOMC)は26~27日に定例会合を開き、FF金利を据え置くことが広く予想されている。

  25日のWTI原油先物は大幅に下落、前日比7%安の29.81ドル/バレルで引けた。需給関係がさらに悪化する懸念から、先日の大幅上昇から一転、原油は大きく売られた。

  世界最大の石油輸出国、サウジアラビアは原油安にもかかわらずエネルギープロジェクトへの投資は継続すると表明した。また中国でディーゼル油の需要が4カ月連続で減少したことも、原油の売り材料となった。そのほか、イラクの石油省スポークスマンは25日、12月の生産量が過去最高になったことを明らかにした。イラクの石油当局者はこれとは別に、今年、さらに生産を拡大する可能性があると述べた。(情報提供:東岳証券)