中国政府・国家統計局が発表した1月中旬(11-20日)における「流通分野における重要生産材料の市場価格変動状況」によると、1月上旬には上昇に転じた鉄鋼価格が再び下落した。鉄鋼だけでなく、非鉄金属、化学工業品、石油製品も全面安になった。

 1月中旬(11-20日)には鉄鋼価格で調査対処とする6品目のうち5品目で価格が下落した。鉄筋(異形鉄筋)価格は前旬比で1.3%、線材は0.6%、延べ板(厚板)は0.5%、熱延薄板は1.6%、シームレス鋼管は0.4%の下落だった。型鋼だけが1.3%の上昇だった。

 鉄鋼価格は2015年12月中旬まで下落が続いていた。同月下旬より上昇傾向が見られるようになり、1月上旬には鉄鋼価格で調査対象である6品目すべてが1.3%-4.3%の範囲で上昇していた。

 非鉄金属も1月中旬には、調査対象である電解銅、アルミニウム、鉛、亜鉛のインゴットの価格がすべて、前旬比で0.8%-3.2%の範囲で下落した。硫酸や苛性ソーダ、ベンゼンなどの化学工業品10種のうち9種の価格も同0.5%-3.8%の範囲で下落した。ポリエステルFDY繊維だけが同0.6%の価格上昇だった。

 石炭価格はほぼ横ばいだった。

 石油ガス関連製品では、液化天然ガスだけが2.1%の値上がりだったが、液化石油ガスは5.9%の値下がり、石油(97号)は5.3%の値下がり、同(93号)は2.9%の値下がり、ディーゼルオイルは2.9%の値下がりだった。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)