カルナバイオサイエンス <4572> は3営業日ぶりに急反発し、一時354円高(20.50%高)の2080円を付けた。21日、CDC7/ASKキナーゼ阻害薬について、日本で特許査定を受領したと発表した。

 がん細胞の細胞分裂が盛んな点を利用してDNAの複製を阻害する薬剤が抗がん剤として用いられているが、正常細胞も影響を受けるため副作用がある。CDC7/ASKキナーゼの阻害はがん細胞のみを細胞死に導くことや、すい臓がんや悪性度の高い乳がんに対してCDC7/ASKキナーゼが有望な標的分子であることが報告されている。

 CDC7/ASKキナーゼ阻害薬はこれまで治療困難とされてきたこれらのがんに対する治療に大きな貢献を果たすことが期待される。(編集担当:宮川子平)