昨日、欧州中銀(ECB)のドラギ総裁が記者会見で次回会合での追加緩和を示唆した事から欧州・米国株は堅調。米長期金利は上昇し、ドル/円もアジア市場に付けた安値116.473円から117円台後半まで切り返す形となった。

 本日はこの流れをどこまで引き継げるかが焦点となる。日米の経済イベントなどは少なく、引き続きメインの手掛かり材料は主要国株価になるだろう。

 特にアジア市場中は、中国株が急激に下げるなど不穏な動きを見せれば、全般的にリスク警戒感が再び頭をもたげ、ドル/円の重石となる公算だ。また、仮に本日のドル/円が上昇したとしても、118.00円を突破してすぐに勢いが減殺されるようなら「戻り売りの範疇を出ない」との印象を払拭できず、来週以降、再びドル売り優勢となる可能性があるため、要注意だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)