週明けの1月18日、米国市場はキング牧師生誕記念日で休場、取引量が少ないなか、スポット金はほぼ横ばい、前日比約0.1%高の1088.67ドル/トロイオンスで引けた。米市場が休場で様子見ムードとなる中、中国株(上海総合指数)は小幅高で終了したことで、リスク回避の動きが和らげ、ほぼ横ばい圏で終了した。 

  18日のWTI原油先物は続落、前日比1.7%安の28.93ドル/バレルで引けた。世界的に原油供給が過剰となる中、イラン経済制裁の解除で同国産の原油輸出拡大へ道が開けた。WTI原油先物は電子取引で一時の28.62ドルと、約12年ぶりの安値を更新した。

  16日、欧米はイランが核合意を順守した見返りに、制裁解除を決定した。市場では、イランが制裁解除を受けて原油輸出を拡大させ、世界的な供給過剰にさらに拍車が掛かるとの懸念が強まった。イラン石油省高官によると、同国政府は18日、石油生産を日量50万バレル増加させるよう関係先に指示した。

  本日、中国の国内総生産(GDP)や小売売上高の発表が予定されている、指標結果が弱い内容だった場合、原油相場はさらに下落する可能性もある。(情報提供:東岳証券)