1月14日のスポット金は反落、前日比1.5%安の1077.30ドル/トロイオンスで引けた。NY序盤から売り優勢となり、一時年初以来の安値1071.22ドルまで売られたが、終盤に向かって下げ幅が縮小した。

  この日堅調な米株式市場やドル高によるスポット金の割高感から、安全資産としての金の需要が後退した模様だ。また、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が今後の利上げ見通しを変更する可能性に言及したことも金価格を圧迫した。セントルイス連銀のブラード総裁はこの日、米経済が引き続き健全な状態にあるとの見方を示す一方、インフレ見通しの継続的な低下を受けて将来の米金利見通しを変更するかもしれないと発言した。

  14日のWTI原油先物は反発、前日比1.7%高の31.10ドル/バレルで引けた。

  原油先物はは約12年ぶりの安値圏にあるため、安値拾いの買いやポジション調整目的の買いなどが入り、相場を押し上げた。ただ、ケリー米国務長官は同日、イランへの経済制裁が数日中に解除されるとの見通しを表明。イラン産原油が市場に流入すれば、供給が一段と過剰になるとの不安も広がっており、相場の上値は重かった。(情報提供:東岳証券)