竹内製作所 <6432> は大幅に反落し、前場に一時237円安(10.90%安)の237円まで下落。15年9月1日を効力発生日とする1対3の株式分割を実施したあとの安値を下回った。
13日引け後に発表した16年2月期第3四半期の決算では大幅な増収増益を達成したが、通期業績予想を据え置いたことで出尽くし感が台頭。地合い悪化の影響も加わって売りが加速したもようだ。
第3四半期の売上高は前年同期比25.7%増の679億8800万円、営業利益は同59.9%増の127億2400万円だった。欧州向けミニショベルおよび油圧ショベルの販売台数が増加したほか、米国でも油圧ショベルなどの販売が伸びた。
通期では売上高820億円(前期比17.3%増)、営業利益145億円(同36.9%増)を計画している。なお、営業益の市場コンセンサスは160億円弱となっている。(編集担当:宮川子平)
竹内製作は急反落、3Q大幅増益も通期業績予想の据え置きで出尽くし感
2016-01-14 14:30
