1月13日のスポット金は4日ぶり反発、前日比0.6%高の1093.27ドル/トロイオンスで引けた。

  原油安傾向が続く中、米国株式市場の大幅安を受け、投資家心理が悪化し、安全資産としての金が買われた。また、直近の3日続落の値ごろ感から安値拾いの買いやショートカバーも入ったもようだ。

  米連邦準備制度理事会(FRB)が13日公表 した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米国では過去6週間に大部分の地域で景気が拡大した。労働市場は力強さが示されたが、 幅広い賃金上昇圧力は見られなかった。報告を受け、米国の利上げペースが減速するとの思惑も金買いにつながった。

  13日のWTI原油先物は前日と変わらず、30.58ドル/バレルで引けた。

  NY時間序盤から原油先物は買い優勢、一時31.69ドルの日中高値を付けた。その後米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間原油在庫統計によると、原油の積み増し幅は20万バレルにとどまったものの、ガソリン及びディスティレートが予想を大幅に上回った。指標結果を受け、原油は下落に転じ、一時30ドル直前まで売られたが、その後下落幅が縮小し、30ドル上方で引けた。(情報提供:東岳証券)